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2023.08.01〜02

ハイ入院しました!!!

手術しました!!!!

 

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術後数日はしんどすぎてすでに記憶が曖昧なので

覚えてる限りのことを書きます

ちなみに今回はどうしてもシモの話が多くなるので苦手な人は気をつけて

 

8月1日(手術前日)

TSUTAYAでレンタルしてきた呪術廻戦を深夜まで読み漁っていると、腹に微かな違和感

なんかたまに下腹部全体がズキン!ってする

なんだろーと思いつつ

その一瞬以外は特に辛くないので気にせず就寝

 

8月2日(手術当日)

朝、みぞおちの痛みで目覚める

がまんできないほどじゃないけど無視はできない感じの痛み

多少お腹も壊してる

二度寝しようとして横になっていると、だんだんその痛みが下腹部に移っていく感じ

ア!これ多分虫垂炎再発だわ!と確信する

移動する痛みは虫垂炎の特徴らしいですよ

 

そこからは結構行動が早かった

再発したら次は入院&手術だろうな、

とうっすら腹を括っていたので

すぐさま病院に電話して事情説明

受け入れてもらえるみたいなので

簡単な入院準備をして

同居人にその旨を言い残し

タクシーを呼んで病院へ

家を出ようとした瞬間、玄関でクロネコヤマトと鉢合わせる

あ〜〜〜!!!!!お取り寄せして楽しみにしてた高級クッキーだ〜〜〜!!!今届いたんだね〜〜〜!!!!!(泣)(泣)(泣)

って感じで死ぬほど後ろ髪引かれながらタクシー乗車

 

タクシーの車内めちゃくちゃ暑いなーと思ってると

運転手さんに「今日は暑いですね〜」って話しかけられたので

これは冷房上げてくださいって言っていいやつか?と思いつつ言えなかった

典型的な日本人

 

病院に着いて早速検査

採血と腹部CT

CTは造影剤使ったんだけど

造影剤って点滴で体に一気に入れるのよ

その問題ない副反応として体が熱くなる、っていうのがあるんだけど

「体」っていうか完全に「股間」なんですよね

マジで笑えるくらい股間が熱くなんのよ

検査技師さんに「どこが熱いですか?」って聞かれて「股間です!」って答えられなかった

私がお調子者の男子大学生なら絶対そう答えたんだけど

 

検査結果が出るまでの1時間はベッドで休ませてもらう

1時間後、ベッドまで来たお医者さんに

虫垂炎であることと、やはり手術になることを告げられる

そんな気はしてたので大人しく返事をする私

でもその先の言葉は予想外だった

「スケジュール確認して、可能なら今日中に手術しちゃいましょう」

 

え〜〜〜!??!心の準備〜〜〜!!??!

と思ったけどまあ、明日やったところで入院が一日延びるだけだしな

と思い直すことでなんとかメンタルを保った

 

急いで親と同居人と職場(部屋とワイシャツと私?)に連絡

 

職場の人にはなんか運動会みたいなノリで頑張れ〜!って応援された

親は電話のリアクションこそいつも通りドライだったけど

結局両親とも来てくれたし母は手術終わるまでいてくれた

年齢的に……立場が逆なんだよなあ……

 

ここからちょっとシモの話

緊急手術といえど事前準備は色々あるらしく

まず一つ目

弾性ストッキングなるものを履く

これはメディキュットみたいな感じの靴下で

エコノミークラス症候群を予防するためのものらしいです

 

二つ目

下の毛を剃る(!!??!?)

今回私が受けた手術は腹腔鏡手術なるもので

これはおへそと下腹部二箇所、計三箇所に1センチくらいの小さい穴を開けて

そこから器具を通して手術をするというもの

開腹手術より体の負担が小さく、治りも早いと言われています

まあそんなわけで

要するに下腹部の穴開けるところに毛がちょっとかかるわけ

そんなことで

看護師さん二人がかりでバリカンで毛を刈られてテープでぺたぺた回収されたんだけど

私があんまり身体的なことに対して羞恥心のない人間でよかったな

本当に

 

三つ目は浣腸

理由はよくわからないけどまあ腸の手術だから必要なんでしょう

これがしんどかった

いや昔もやったことあったんですよ

気持ち悪くてつらくてやだな〜くらいの記憶だったんだけど

今回は迷走神経反射が起きてしまったのね

迷走神経反射知らない人はググってね

トイレの中でマジで今までかいたことのない量の冷や汗をかき、

立ち上がったら視界がブラックアウトしかけ、

点滴のスタンドにだらんともたれながらなんとかトイレを出て、

ベッドに倒れ込んだ後はしばらく話しかけられても反応できなかった

本当にもう二度と経験したくない

 

そんなこんなで術前にすでにクライマックスを迎える私

 

時間が来て、手術室までは車椅子で移動

手術室の前に着くと、控え室にいた両親が出てきた

顔を見て思わず泣き出す私

そんな私を見て母は「すいません〜(^^;)この子ちょっと弱っちいんです(^^;)」と謝っていた

ほんとすいませんね恥かかせて…

 

手術室は思ったより広くて、天井近くの壁には森?みたいなプリントがされていた

さりげない開放感を演出ってワケね

クラシックが抑えたボリュームで流れてて

逆に臨終感すごいわ…と思いつつ手術台に乗る

手術台は寝返りも打てないくらい狭くてふかふか

床暖(布団暖?)みたいになっててあたたかくて気持ちいい

血圧計とか色々つけられて、私の心拍数が速すぎて笑われる

緊張してるの丸わかりで恥ずかしかった

頭にシャンプーハットみたいなの被せられて、口には酸素マスク、いよいよ手術っぽくなってきたじゃない…と思ってたらついに麻酔投入

最後まで看護師さんが両手を握ってくれていたのが印象的だった

医療従事者ってほんと神様みたいだなと思う

 

 

そんなこんなで目が覚めたら個室的なところのベッドで寝ていた

起きた時の感想は二つ

えっ喉の奥痛い……

死ぬほど喉乾いた……(両方喉だね)

 

喉が痛いのは、酸素チューブだか麻酔チューブだか(あやふやでごめん)を喉の奥まで突っ込まれたかららしいです 怖っ

 

お母さんがいたので、私から色々話しかけた気がしてたけど今思えば多分ほとんど声発せてないと思う

不思議なことに、術後一日目くらいまでは全然声のボリュームが出なくて

声出すのに腹筋って使ってるんだなと思った

 

私は全身麻酔の手術にあたって特に恐れていたことが二つあって、

 

①麻酔が覚めた時の気持ち悪さ(吐いたりするらしいと噂で聞いていた。吐くのがこの世の何よりも嫌)

②尿カテーテル(入れる時は麻酔がかかってる時だけど、抜くのは麻酔が覚めた後。尿道になんか突っ込まれるとか想像だけで痛い。BLだけで十分)

 

だったんだけど、

ぶっちゃけ両方とも全然大したことなかった

 

吐き気、私は全然無かった

確かに麻酔覚めたあとは横向くとぐるぐる回る感じはしたけど、前向いてればなんてことなかったし

 

尿カテの方は後で書きます

 

麻酔が覚めてから母親が帰るまでどれくらいの時間一緒にいてくれたのかはあんまり覚えてないんだけど、

なんか横で「あかりちゃん(同居人)に連絡したほうがいいかな〜?あっ、前LINE教えてもらってたか」とか

「こっちから返事切ってあげないと気遣っていつまでも返事してくれちゃうよね…」とかなんか色々言ってた気がする

目の前の娘より娘の同居人とのLINE内容に気を使う母

 

そんなこんなで母は帰っていき、一人になってからヨロヨロとケータイを確認すると

母が家族LINEに術後ベッドに横たわる私の写真を晒していて肖像権ーッ!と思った

どういう気持ちでこの写真撮ったん?

父からは切除した虫垂の写真が送られてきていた

どんな両親やねん

まあ記念になるので別によいです

 

その日は気づいたら眠ってた

記憶曖昧だけど家族LINEに腹が痛いって書いてたので多分腹が痛かったんだと思う

 

この時点でかなり長くなったのでもう挫けそう