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西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

 

私が「西の魔女が死んだ」を初めて読んだのは小5の時で、それまでにも児童書とか絵本は読んでいたけど、自分の中で明確に「読書体験」と呼べるものってこの本を読んだ時が最初だった気がする。

 

それから今日までに、色んな人の色んな小説を読んだけど、結局自分の根っこはこの物語だという実感がある。

もう何回読み返したかわからないほど読み返していて、本文はだいたい覚えている。

 

そんな本の愛蔵版が出ていたとは知らず。

短編や書き下ろしまで収録されていたとも知らず。

 

さっき読んだ。

 

短編全部良かったけど、「冬の午後」が特に良かった。カタルシスがあった。それも生半可じゃないやつ。数十年分の心の澱みとか傷が全部いっぺんに浄化されるような圧倒的なカタルシス

 

人生の中でごくまれに出会う、自分のことをこれから先もずっと救い続けてくれるであろう予感に満ちた言葉に久しぶりに出会った。

その衝撃の強さに年甲斐もなく泣いた。

 

「かまどに小枝を」も良かった。この物語を心の拠り所にして今日まで生き延びてきたかつての子どもたちへの返歌みたいな短編だと思った。というより、この愛蔵版自体がそういう存在かもしれない。

 

今この時に読めて良かった。精神と思想を正位に引き戻す力がある本。 

多分これから先もずっと助けてくれる。

ずっと大切にする。

2024.02.20

久しぶりの日記

今日は休みで同居人と札幌国際芸術祭めぐりをした

めぐりっていうか…全会場は行けなかったんですが…でも三会場回ったので自分にしてはよくやったと思います

 

まず近美

近美のは展示構成がちょっととっ散らかってる気がしたけど個々の作品は良かった

特に平野禎邦と宮田彩加と行武治美とあべ弘士が良かったなあ〜

MRI画像バグ起こさせて刺繍するのズルすぎ

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それにしても、ちゃんとアンテナ張ってないと現代作家どんどん分からなくなるね

そもそもうちらが大学の時に勉強した現代作家ってもはや現代というか近代というか…って感じだしな

 

現代といえばキーファーが来年二条城で個展やるらしくてアツすぎ

来年までに私の首をトンってやって気絶させる技を誰か習得してほしい

 

その後は前々から行ってみたかったパンケーキ屋にGO

食感が軽すぎて一瞬で吸い込んでしまった

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次にスカーツ

スカーツで見たのINTO SIGHTだけですが…

完全に映えスポットと化してた

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最後未来劇場

ここが一番見応えもあったし芸術祭のコンセプトに真摯に向き合ってる感じがしたよ

会場の動線作るの大変そうだなと思った

ステージの下みたいなところ通れて面白かった

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月にDNA送ってきたのでいつか届くのが楽しみですね

 

それにしてもここまで来るともはやこれって芸術なのか?芸術ってなんだっけ?というのはめちゃくちゃ感じたな…

テクノロジーアートが多かったからだろうか

 

環境を考えるって掲げておきながら電気をゴリゴリ使った作品展示しまくってるのはなんの皮肉?とは思った

作品を作るという行為もそれを展示するという行為も基本的には環境破壊だしな

 

そんなこんなで満足満足〜さあ帰ろう〜

と思ったところで

駐車券を無くしていることに気づく

 

皆さん、よく覚えておいてください

駐車券を無くすと、法外な金額を請求されます

 

私が今日停めた某タイムズは紛失ボタンを押すと9000円請求してきました 馬鹿か?

9000円は絶対払いたくないので駐車券探すか…と思っていたところで

落とし物の問い合わせをしていた未来劇場から、駐車券が届いていると電話が

アーーーーンありがと 感謝永遠に

 

お金が浮いたぜ!ってことで焼肉食って帰りました

浮いてないけどね 肉はなんぼ食ってもええですからね

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総括2023

今年もやるわよ、一年の振り返り

以下季節ごとのダイジェスト

 

◾️冬頃

・洋食木下に初めて行って美味さに衝撃を受ける

・移転後のバリロットに初めて行って美味さに衝撃を受ける

・翌檜に初めて行って以下略

・誕生日に焼肉が美味しい定山渓の温泉に行ってhappy

・雪あかりの焚き火でマシュマロを焼いてhappy

・姪っ子が生まれる 早く会いたい

 

◾️春頃

・お弁当作りにハマる さすがに毎日ではないけど今もたまに作っている

・きのとやのストロベリーザーネ、神

・海の生き物のクッキー型を買い、型抜きクッキー作りにハマる

・全年齢ボーイズラブゲーム「学園ヘヴン2」をプレイして文太先生担当分のシナリオに萌え萌えしたり文太先生以外が担当したシナリオにキレたりする

・祖母が亡くなる 家を引き払うので祖父の本をたくさんもらってきた 戦後間もない小樽時代の遺品がボロボロでてきてビビる

洞爺湖旅行に行く はしゃいでプールに突撃したら死ぬほど閑散としていた クソ広いプールに自分達とあと3人 耐えがたい監視員の視線

岩見沢のジュースコンに参戦 相変わらず岩見沢には何もない 途中で寄った焼菓子ガブリがよかった

・友人に連れられ初ラブラドレッセンス

・思いつきで急に釧路に行く 楽しかった 釧路は風が強かった

助成金の授与式に出ずに札幌のホテルに泊まりに行く だって飛行機乗れないんだモン…

・原因不明の手足の痺れに悩まされたり蕁麻疹が出たりする

Galileo Galileiのライブに行く 色彩いい曲すぎる…

・水天宮の祭りに行く カラオケ大会で歌う上司は見られませんでした

 

◾️夏頃

・7月、入院 虫垂炎だけど薬で散らせると言われて手術は回避 東京旅行中に入院の報を聞かされた同居人、かわいそう

・入院中に新人の男の子に失敗された点滴跡と共に7月を過ごす

・退院後数日でなんとかジョインアライブ参加 雨がヤバかった 令和5年に椿屋四重奏を生で見られたので悔いなし

・室蘭に行く すごく天気が良かった いぬとたくさん写真を撮った 嬉しい

・インスタを始めた のちに仕事で使うことになるのでこのタイミングで始めて良かった

・コンビニの駐車場でコケて膝の皮がちょっと無くなる しんどい

・人生初の全身麻酔手術 虫垂炎そのものの症状より術前の迷走神経反射と術後の不調の方がしんどかった記憶 わざわざお見舞いに来てくれた友人、本当に一生大切にしたいなと思った

・退院後、すぐに実家で父の還暦祝い そして姪っ子との初邂逅 可愛すぎてでもどう接していいかわからないから床に転がってる姪っ子をひたすらじっ……と見ていた 怖いおばさんだね〜

・吹部の同窓会に参加 退院後からアクティブすぎる

RSRには流石に行けませんでした

・術後、傷の不調にしばらく悩まされ、この夏はワンピースしか着られなかった

・母、同居人と芸森のチームラボに行く 母が同居人と話してると嬉しくてソワソワする

 

◾️秋頃

・友人が一ヶ月ほどうちに住む 誰かが家にいるのは楽しい いろんな店に行く機会が増えるのも楽しい あとこんなに家が綺麗な一ヶ月は初めてだった

・人生で初めてサムギョプサルを食べる こんなに油が出るんですね!

・吹部の友人と小樽で遊ぶ 二人とも子連れだったけど疎外感をさして感じなかったのは私が鈍いのか二人が優しいのか 多分両方

・一人網走旅行 なんとも言えない不思議な経験だった 全ての行動が自分一人のためだけに帰結する感覚を久しぶりに味わった 身軽だけど寂しい感じ 網走は気に入ったのでまた絶対行きたい

・同居人の作るリンゴタルトがめちゃくちゃにめちゃくちゃ美味しい これあればもう他のアップルパイもタルトもぜんぶいらん

・リウマチの病院で診察中にメチャクチャな低血糖発作を起こし、血糖値の低さにドン引きされ、血液内科にかかることに

・変な病気とか糖尿病ではなく単純に遺伝的体質と食事の問題ということで栄養指導を受けることに この歳になって家庭科でやるような栄養成分表?を見ることになるとはなあ…

 

◾️冬頃

・コロナになる 喉→熱→鼻→咳で風邪症状のフルコースといった感じ たしかにキツかったが、介抱してもらえたこともあり恐れていたよりはしんどくなかったな 同居人にうつしたのは申し訳なかった

・復帰即Galileo Galileiのライブに行く コロナで体力戻ってないのもあり後方腕組みスタイルで鑑賞

・友人と北海製罐第三倉庫のイベントに行く こういう小樽のイベント久しぶり〜!楽しい〜! 北海製罐に初めて入れたのも嬉しかった

・スコーンフェス(?)に参加する クロテッドクリームとジャムで本場イギリスのスコーンを食べたあの日から俺は…

・二年ぶり?くらいにJRとバスに乗れた 普通の人にとっては小さな一歩だが私にとっては偉大な一歩ですね

・父に連れられ回らない寿司屋へ 回らない寿司は、美味い

・アイナナの3Dライブに行く 周りのオタクのリアクションにビビったり笑ったりした

・遺伝子検査をする 稀に見る肥満体質だったり最悪の肌タイプだったり遺伝子レベルの運動音痴だったりした 誇れることは音程に関する能力がやや高かったことくらいか…

くるみ割り人形を観に行く 初バレエ、客層が上品でビビる 子供もみんな品がいいこと… くるみ割り人形の曲やっぱり好きですね

・フローライトの指輪を買った このブランドめちゃくちゃ可愛いのでこれからボが出るたびに買い集めようかな

・我が家でクリスマスパーティー 初めて作ったビーフシチューがうまくいって良かった

 

 

以下摂取したもの

 

◾️小説

窪美澄ふがいない僕は空を見た

梨木香歩「椿宿の辺りに」

長野まゆみ「レモンタルト」(途中)

・ガルシアマルケス百年の孤独」(途中)

 

◾️映画

君たちはどう生きるか

だけかも!?

 

◾️特にハマった漫画

さいとうちほとりかえ・ばや

ふみふみこぼくらのへんたい

矢沢あいNANA

 

 

以下今年買って良かったもの

・無印で売ってるゴミ袋の枠

karhuのスニーカー

・ukaのボディソープ

・nahrinのアロマオイル

・シヅカ洋菓子店のクッキー缶

ケロッグオートミールごはん

・fruitsjolieのリング

・玄関用人感ライト

 

 

こうやって振り返ると、2回も入院してた割にはなんか楽しそうだし結構遠出していますね

 

来年の目標はそうだな〜 情緒も体調もできるだけ可もなく不可もないフラットな状態を保つことかな〜

 

ていうかこれは来年に限らず今後の人生の目標かも

私はどうやらエネルギーの出力を一定に保つのがめちゃくちゃ苦手なようで

膨張と破裂を繰り返す風船みたいな生き方しかできていなかったっぽいので

これからは破裂しないように気をつけたいですね

体調を壊さない範囲でできることが自分の実力だと肝に銘じたいですね…

 

それではみなさんよいお年を♪♪

 

 

2023.10.04

ひとり網走旅行記(1日目)わよ!

 

今回の旅のミッションは

網走の某美術館で開催されてる展覧会を観ることと、その美術館の某館長に挨拶してくること

 

1日目の夜、その方と網走で一緒にご飯を食べる約束をしていたので

絶対に18:30までに網走にたどり着かなくてはいけない

果たして間に合うのか!?

不安だらけのスタート

 

10月4日(水)

朝9時に家を出発!

なおこの時点での気持ちは

行きたくない:楽しみ=9:1

 

小樽IC→野幌PA

お腹が空いたのでパーキングのセコマで梅おにぎりを買って食う

ホットシェフの調理のおばちゃんがバイトの男の子に「今大学何年生だっけ〜!?」ってきいてた なんの確認?

大学生、わざわざPAまで働きにくるの大変そう

 

野幌PA→砂川SA

砂川SAはアジア系の外国人に占拠されてた

まじでどこにでもいるな

トイレがめちゃくちゃ綺麗でビビった

 

砂川SA→比布JCT

道央道の端っこまで到着

ここからは旭川紋別道で一車線になるし

山の中だしトンネル多そうだし

嫌だな…やっぱり帰っちゃダメかな…などと考える

 

比布→遠軽IC

あれ!?もう遠軽!?

この時点でまだ13:00とか

もう網走着いたようなもんだろ…と余裕の構え

結論、ここからが長かった(自分が選んだルートのせい)

 

ちなみに旭川紋別道の終わりにある道の駅遠軽森のオホーツク、できたばっかりで綺麗

無料の足湯あるし野菜カレーハーフ580円がラーメンどんぶりくらいのサイズあるのでオススメ

 

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カレーも食って元気になったのでここからモリモリ下道を走っていくぞ!

 

道の駅遠軽サロマ湖沿い→能取湖沿い→能取岬

 

せっかくなので湖が見たいなーと思いこの辺りの湖沿いをひたすら走るルートを選択

 

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こんな感じ

 

これがねー…なんか思ったより遠かったのよね

 

しかも湖畔にモリモリ木が生えていてあんまり見えなかったので、湖を見る目的でこの道を走るのはお勧めしません

 

以下、なんとか能取岬で夕陽を見たくて焦る私をお楽しみください

 

能取湖はサンゴ草なる赤い草が岸辺に群生する景色が有名で見れたら見ようと思ってたんだけど

急ぐあまり通り過ぎてあああ〜〜!

絶対今の人たくさん集まってたとこだろ〜〜!!!

 

だんだん暮れてくる空!

湖沿いをひた走る私!

 

この時点で16:00過ぎ

最近はもう16:30頃には真っ暗だから、夕日間に合わないや〜〜んとか思ってたけど

途中で気付いた

あれ?なんか明るくない?

そう、道東は、日没が30分くらい遅い!!!!ラッキー!!

 

能取湖も越えてオホーツク海に出ると、

遠くに能取岬の灯台が小さく見えてきた

 

海も綺麗だし写真撮ろうと車から出ると

波の音デカ!!!?!!!!!???

 

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怖すぎて一瞬で車に引っ込んだ

でも綺麗な写真撮れました

 

 

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遠くに見えるのが能取岬

この時撮った動画があとで波紋(?)を呼ぶことに

 

さらに車を走らせること20分…

 

ア…

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アア…(ここで立派なエゾシカに出会ってびっくりした)

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アアアア…!!!

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夕日間に合ったー!!

 

この辺りはどうやら放牧地らしく、

周りの草は整えられててさわさわ揺れてて

なんだこの美しさは!?

私もここで放牧される家畜になりたいが!?

 

ちなみに、私の他には

地元の人らしきおじさんが1人と、家族連れが2組くらいと、景観を損ねがちな外国人数人しかいなかった

 

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みんな写真撮ったり、ぼーっと夕日見たり、なんかとにかく静かで穏やかで

毎日ここに来れるなら本気で近くに引っ越したいな…それか死んだらここに海洋散骨…とか思ってしまった

 

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日没までの30分くらい、私も写真撮ったりしてのんびり過ごしました

 

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天気にもよるかもだけど、

能取岬は開けた場所が好きな人にマジでおすすめ!!

 

 

能取岬→網走市

 

私の取ったホテル、「能取岬から車で17分⭐︎」って書いてあって

いやいや絶対17分で着かんやろ…と思ってたけどまじで17分で着いた

 

18:30の約束には余裕で間に合う時間!やったぜ!

と思ったのも束の間

ホテルの部屋に入るとなんかデカいハエおる!!!!

 

自分で退治しても良かったんだけど

まあせっかく金払ってるしね…と思って

フロントにSOS

「退治しに行きますね〜」との返事

 

5分くらい待ってると、コールがきて

「お部屋変えてもおk?」とのことだったので

おk^^と返事し

やってきたフロントのお姉さんに着いていく

「今日たまたま空いてたので〜少し広いお部屋なんですけど〜」とか言うので

なんとなく嫌な予感がする

 

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広!!!!!!!!!!

この既視感、ヒトカラでパーティールームに通された時のやつ

 

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こんもびっくりの広さ

 

落ち着かねえ…と思いつつそろそろ時間なので今日夜ご飯をご一緒する某館長に電話📞

どこに行ったらいいですか〜?って聞いたら

「うちの若いのが迎えにいくからフロントにいて!!」とのこと

VIP対応すぎて申し訳ない

 

迎えにきてくれたのは初めて会う学芸員さんだった

私よりちょっと年上の女性

 

お店に着くと某館長もいたんだけど

別の飲み会の予定が元々あったらしく

基本私はその女性と二人で飲んでた

某館長は同じお店の中で私たちともう一つの飲み会と行ったり来たりしてて面白かった

 

海鮮が色々出たんだけど

カレイの煮付けが美味かった〜〜〜〜

あんなふわとろなカレイ初めてよ…

テンション上がってレモンサワーを2杯飲む🍋

学芸員さんは素面だったので私だけヘニョヘニョ喋ってた気がする

 

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食いかけのいくら丼

 

3時間くらいほぼ2人で飲んでたけど、

気さくな人だったから楽しかった〜!

 

途中で店主のおじさんに話しかけられたんだけど

小樽のあんかけ焼きそば屋さんをやってる人とマブダチらしい

世間狭!!!!

 

結局奢ってもらい、帰りもホテルまで送ってもらい、めちゃくちゃ良い気分で帰還…

 

ホテル、大浴場があるとこ取ったつもりだったんだけど普通に無かったね(?)

でも酒飲んでたので部屋風呂でちょうど良かった

 

こんを抱きつつ広い部屋の隅っこで就寝…💤

 

めちゃくちゃ長くなったので2日目に続く

2023.08.03〜05

8月3日(術後一日目)

結局夜は全然寝れなかった

なぜなら、腕に巻かれた血圧計が一時間に一回自動で血圧を測ってくるため

おまけに左手にはパルスオキシメーターついてるし

口には酸素マスクついてるし

もちろん点滴も刺さってるし

逆にこれで寝られるやついるか?

 

夜中腹痛くて看護師さん呼んだら

痛み止めの筋肉注射してくれたよ

結構痛くてあでででって言っちゃった

それでもお願いしたい程度には傷口が痛かったもよう

 

 

朝起きた時の私、記憶ないけどこんな感じだったようです

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てかそういえば、今日会社の健康診断だった(病院行って受けるやつ)!!!!!!と思い出す

このままじゃ無断キャンセルクソ野郎になってしまう

個室だったのでベッドに横たわったままこっそり病院に電話

その時の自分、マジでか弱い声しか出てなくて、病院の人にガチめに心配された

とりあえずクソ野郎にはならずに済んで一安心

いつのまにかまた眠っていると(ていうか寝るしかやることない)

昼ごはんが運ばれてくる

 

えっ…?昼ごはん…?

私、今寝返りすら打てないのに昼ごはん…?

 

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当時のかわいそうなLINE

 

結局、リクライニングをできるだけ上げて、なんとかお皿を手に取り、寄りかかった姿勢のままちょっとだけ食べることに成功…

こぼしそうで汁物は手をつけられなかった

 

その後

ご飯を下げてもらってからしばらくすると、看護師さんがやってきて「おしものほう洗いますねー」とか言うわけ

おしも?なに?とか思いつつ不穏な言葉に身構える私

 

想像通り、股間のことだったよ!!!

 

齢29にして看護師さんに股間を洗われる日が来るとは思わなかった

手術の時の消毒液とか結構ついてるからーとのこと

ベッドに横たわったままでいいなんてすごいね…

かなりくすぐったかったです

ちなみに看護師さん同士では「インセン」って言い合ってるのをその後目にしました

多分陰部洗浄の略

明日使える豆知識

 

ちなみに私は術後しばらく尿カテーテルを付けていたのですが

想像していたような違和感もほとんど無く、むしろトイレに立たなくてもいいのでめっちゃ楽じゃん!と感動していた

人間ってどこまでも堕落する生き物

 

でも事前にもらっていた計画書で

今日のうちにカテーテル外れるらしいと知っていたので

手術前の私はへえ〜そんなに早く動けるようになるんだなあとか思っていたわけ

 

その後、大部屋に移動

さっそく歩く訓練しましょうか、と看護師さんに言われる

トイレまで歩ければ尿カテーテル外せるから、とのこと

何より術後は癒着とか腸閉塞の危険があるから、

できるだけ動いたほうがいいらしいのね

じゃあ頑張ってみますかと訓練開始

まず起き上がり方をレクチャーされる

寝返りを打つ感じで横向きになって、肘を立てて肘の力で起き上がる、っていうのがやり方らしい

素直にそれをやろうとしたんだけどね、あのね、マジでできない

まず横向きになれないのよ

ちょっと角度変えただけでありえないくらい腹が痛くて

てかなんなら、リクライニングで姿勢ちょっと変えただけで痛いのよ

こんなんで起き上がるとか、ましてや立って歩くとか絶対無理!!!!!!となり

一日目はリタイア

尿カテーテルも継続

自然に動けるようになるわけじゃなくて、頑張らなきゃ動けるようにならないんだ…とリハビリへの認識を改める

 

冗談みたいだけど

本当に術後の体のダメージってすごいのよ

数センチ切っただけでこれ?

これより大きい手術を乗り越えてきた人全員尊敬する

 

その日は意気消沈のまま熱とか出しつつ眠りました

ずっと仰向け不動なのでいい加減腰も限界

たまにお腹の空気がバカボコボコ!ってありえないくらい動いてめちゃくちゃ痛いのも無理

これは手術の時お腹に空気を入れるかららしいよ

 

 

8月4日(術後二日目)

朝早く目が覚めたので

ベッドの中で寝返りを打つ自主練してた

なんとか数秒横向きにはなれるようになり、よし…いける!と思いつつ今日の訓練待機

 

するとふいに襲ってくる咳の気配!

これがね、まじで地獄!

咳き込むなんて、一番お腹が痛い行為

でも咳出さないと息が苦しい

しばらくもがき苦しんだ後、そうだ水を飲もう!とペットボトルを手に取って横になったまま飲もうとしたら

こぼしてベッドにぶちまけた

もはや拭く元気もなくて

不甲斐なくてちょっと泣いた

その後もイヤホンとかマスクをベッドから落としたりしたんだけど、

そういうの拾ったりも何一つ自力でできなくて、

いちいち人に頼まなきゃいけないのがかなりストレスだった

 

昼過ぎ、いよいよ訓練タイム

今回は何とか起き上がって座るとこまでまず到達

でもそこで気づく

えっカテーテル刺さってるのに座っていいの!?

座ったら管がアーッ!ってなるよね!?

慌てて看護師さんに訊くと大丈夫です!!とのこと

信じるしかない

ほんとに大丈夫だった

よく出来てるなあ

ていうかね、あのね、なんとか座れたけど

まず座っただけでめまいがやばい

机にもたれかかってちょっと休憩

ていうか腹もめちゃくちゃ痛い

横隔膜から下がズシーーーンって重い感じで息が、息ができない

じゃあ立ち上がってみましょうか!と看護師さん

は、はひ…と返事しながら立ち上がる私

う、ウワアアアア!!!!!重力!!!!!!重力!!!!!!(当時の感想)

もうね、立つのってこんなに重力に逆らう行為だったっけ?という

とにかく腹が、横隔膜から下が重い、息ができない、看護師さんに色々話しかけられてるけど声を出す余裕が無い

おばあちゃん顔負けのヨロヨロ歩行のままなんとか部屋を出ることに成功

 

看護師さんにしんどい?って訊かれて

息ができないれす…と答えたら

パルスオキシメーター確認されて

でも酸素飽和度は100%なんだよね…って言われて

死ぬほど恥ずかしくて消えたかった

 

その後結局10歩くらい歩いてベッドに戻り

とりあえず尿管抜くのはもうちょっと後にしようか…ってなった

看護師さんになんか呆れられた気がして悲しくてサイレント号泣かまし

この時多分1番メンタル弱ってた

 

その後、お昼前くらいにもう一回歩いてみて

さっきよりはスムーズに立てるね!ってなったので

晴れてカテーテルが外れました〜!!

めちゃくちゃ怖かった外す瞬間

でも時間にすると一秒くらいで、しかもまったく痛くなく

私は一体何を恐れていたんだと思った

その後の排尿も痛みとかも特に無かった

あーよかったね

 

尿カテーテルが取れてからは回復早かった気がする

だんだんちょっとずつ歩けるようになって

歩けるようになると歯磨きとかも洗面所でできるし

歩けるって素晴らしい

BGM:歩いてる(モーニング娘。)

 

夕方お見舞いに来てくれた同居人にも

昨日(8月3日)より元気そうだね!と言われた

昨日は表情が死んでたらしい

 

上司が同居人に託した新聞のシマエナガの記事の切り抜きを貰った

読み物に飢えていたので大喜びで読む

上司は私が可愛い生き物好きなの知ってて、

新聞にそういう記事が載ってると切り抜きをデスクにいつも置いておいてくれる

 

そんなこんなで就寝

 

 

8月5日(術後三日目)

早朝から壮絶な寒気

嫌な予感嫌な予感…と思いながら看護師さん呼んで電気毛布を追加してもらう

あっという間に熱38.0℃

ナンデヤネーーーーーン…

 

鎮痛剤の点滴ですぐ下がりました

術後熱は珍しくないそうだけど

ここまで続くのは不思議らしい

不思議とか言わないでよー怖いからー

明日の朝は上がらないといいな

 

今日は友人がお見舞いに来てくれた

真っ青なシャツが眩しくて顔合わせて開口一番「青っ!」と言ってしまった

病院ってどこもかしこもベージュとか白とか淡いピンクだから強い色を見たのが久しぶりだったのよ

 

事前に差し入れ何がいい?と訊いてくれていて

食べ物はいつ食べれるかわからんから本貸して!

とお願いしていたので

本をたくさん持ってきてくれたよ

ライジングサン行けなくなってごめんねの話とかをしつつあっという間に面会時間終了

笑うとちょっとお腹痛かったけど笑うっていいものだなと思いました

おいしいもの食べて帰りな〜ってLINEしたら

結局コメダ来たって返事きて草が生えました

 

夕方、借りたBL漫画読んでたら

看護師さんが点滴チェックにバッ!と入ってきて

布団にバッ!と漫画隠したの見られたのめちゃくちゃ恥ずかしかった

思春期男子ムーブ

 

 

ちなみに友人が来る前、実に5日ぶり?くらいにシャワーを浴びたのですが

バカみたいな量の髪の毛が抜けて

ホラー映画みたいなリアクションしちゃった

 

 

そんなこんなで、ハイ今に追いついた!長かった!

 

明日の朝こそは熱出ないといいなーと思いつつ、眠ります!!!

 

 

 

 

 

2023.08.01〜02

ハイ入院しました!!!

手術しました!!!!

 

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術後数日はしんどすぎてすでに記憶が曖昧なので

覚えてる限りのことを書きます

ちなみに今回はどうしてもシモの話が多くなるので苦手な人は気をつけて

 

8月1日(手術前日)

TSUTAYAでレンタルしてきた呪術廻戦を深夜まで読み漁っていると、腹に微かな違和感

なんかたまに下腹部全体がズキン!ってする

なんだろーと思いつつ

その一瞬以外は特に辛くないので気にせず就寝

 

8月2日(手術当日)

朝、みぞおちの痛みで目覚める

がまんできないほどじゃないけど無視はできない感じの痛み

多少お腹も壊してる

二度寝しようとして横になっていると、だんだんその痛みが下腹部に移っていく感じ

ア!これ多分虫垂炎再発だわ!と確信する

移動する痛みは虫垂炎の特徴らしいですよ

 

そこからは結構行動が早かった

再発したら次は入院&手術だろうな、

とうっすら腹を括っていたので

すぐさま病院に電話して事情説明

受け入れてもらえるみたいなので

簡単な入院準備をして

同居人にその旨を言い残し

タクシーを呼んで病院へ

家を出ようとした瞬間、玄関でクロネコヤマトと鉢合わせる

あ〜〜〜!!!!!お取り寄せして楽しみにしてた高級クッキーだ〜〜〜!!!今届いたんだね〜〜〜!!!!!(泣)(泣)(泣)

って感じで死ぬほど後ろ髪引かれながらタクシー乗車

 

タクシーの車内めちゃくちゃ暑いなーと思ってると

運転手さんに「今日は暑いですね〜」って話しかけられたので

これは冷房上げてくださいって言っていいやつか?と思いつつ言えなかった

典型的な日本人

 

病院に着いて早速検査

採血と腹部CT

CTは造影剤使ったんだけど

造影剤って点滴で体に一気に入れるのよ

その問題ない副反応として体が熱くなる、っていうのがあるんだけど

「体」っていうか完全に「股間」なんですよね

マジで笑えるくらい股間が熱くなんのよ

検査技師さんに「どこが熱いですか?」って聞かれて「股間です!」って答えられなかった

私がお調子者の男子大学生なら絶対そう答えたんだけど

 

検査結果が出るまでの1時間はベッドで休ませてもらう

1時間後、ベッドまで来たお医者さんに

虫垂炎であることと、やはり手術になることを告げられる

そんな気はしてたので大人しく返事をする私

でもその先の言葉は予想外だった

「スケジュール確認して、可能なら今日中に手術しちゃいましょう」

 

え〜〜〜!??!心の準備〜〜〜!!??!

と思ったけどまあ、明日やったところで入院が一日延びるだけだしな

と思い直すことでなんとかメンタルを保った

 

急いで親と同居人と職場(部屋とワイシャツと私?)に連絡

 

職場の人にはなんか運動会みたいなノリで頑張れ〜!って応援された

親は電話のリアクションこそいつも通りドライだったけど

結局両親とも来てくれたし母は手術終わるまでいてくれた

年齢的に……立場が逆なんだよなあ……

 

ここからちょっとシモの話

緊急手術といえど事前準備は色々あるらしく

まず一つ目

弾性ストッキングなるものを履く

これはメディキュットみたいな感じの靴下で

エコノミークラス症候群を予防するためのものらしいです

 

二つ目

下の毛を剃る(!!??!?)

今回私が受けた手術は腹腔鏡手術なるもので

これはおへそと下腹部二箇所、計三箇所に1センチくらいの小さい穴を開けて

そこから器具を通して手術をするというもの

開腹手術より体の負担が小さく、治りも早いと言われています

まあそんなわけで

要するに下腹部の穴開けるところに毛がちょっとかかるわけ

そんなことで

看護師さん二人がかりでバリカンで毛を刈られてテープでぺたぺた回収されたんだけど

私があんまり身体的なことに対して羞恥心のない人間でよかったな

本当に

 

三つ目は浣腸

理由はよくわからないけどまあ腸の手術だから必要なんでしょう

これがしんどかった

いや昔もやったことあったんですよ

気持ち悪くてつらくてやだな〜くらいの記憶だったんだけど

今回は迷走神経反射が起きてしまったのね

迷走神経反射知らない人はググってね

トイレの中でマジで今までかいたことのない量の冷や汗をかき、

立ち上がったら視界がブラックアウトしかけ、

点滴のスタンドにだらんともたれながらなんとかトイレを出て、

ベッドに倒れ込んだ後はしばらく話しかけられても反応できなかった

本当にもう二度と経験したくない

 

そんなこんなで術前にすでにクライマックスを迎える私

 

時間が来て、手術室までは車椅子で移動

手術室の前に着くと、控え室にいた両親が出てきた

顔を見て思わず泣き出す私

そんな私を見て母は「すいません〜(^^;)この子ちょっと弱っちいんです(^^;)」と謝っていた

ほんとすいませんね恥かかせて…

 

手術室は思ったより広くて、天井近くの壁には森?みたいなプリントがされていた

さりげない開放感を演出ってワケね

クラシックが抑えたボリュームで流れてて

逆に臨終感すごいわ…と思いつつ手術台に乗る

手術台は寝返りも打てないくらい狭くてふかふか

床暖(布団暖?)みたいになっててあたたかくて気持ちいい

血圧計とか色々つけられて、私の心拍数が速すぎて笑われる

緊張してるの丸わかりで恥ずかしかった

頭にシャンプーハットみたいなの被せられて、口には酸素マスク、いよいよ手術っぽくなってきたじゃない…と思ってたらついに麻酔投入

最後まで看護師さんが両手を握ってくれていたのが印象的だった

医療従事者ってほんと神様みたいだなと思う

 

 

そんなこんなで目が覚めたら個室的なところのベッドで寝ていた

起きた時の感想は二つ

えっ喉の奥痛い……

死ぬほど喉乾いた……(両方喉だね)

 

喉が痛いのは、酸素チューブだか麻酔チューブだか(あやふやでごめん)を喉の奥まで突っ込まれたかららしいです 怖っ

 

お母さんがいたので、私から色々話しかけた気がしてたけど今思えば多分ほとんど声発せてないと思う

不思議なことに、術後一日目くらいまでは全然声のボリュームが出なくて

声出すのに腹筋って使ってるんだなと思った

 

私は全身麻酔の手術にあたって特に恐れていたことが二つあって、

 

①麻酔が覚めた時の気持ち悪さ(吐いたりするらしいと噂で聞いていた。吐くのがこの世の何よりも嫌)

②尿カテーテル(入れる時は麻酔がかかってる時だけど、抜くのは麻酔が覚めた後。尿道になんか突っ込まれるとか想像だけで痛い。BLだけで十分)

 

だったんだけど、

ぶっちゃけ両方とも全然大したことなかった

 

吐き気、私は全然無かった

確かに麻酔覚めたあとは横向くとぐるぐる回る感じはしたけど、前向いてればなんてことなかったし

 

尿カテの方は後で書きます

 

麻酔が覚めてから母親が帰るまでどれくらいの時間一緒にいてくれたのかはあんまり覚えてないんだけど、

なんか横で「あかりちゃん(同居人)に連絡したほうがいいかな〜?あっ、前LINE教えてもらってたか」とか

「こっちから返事切ってあげないと気遣っていつまでも返事してくれちゃうよね…」とかなんか色々言ってた気がする

目の前の娘より娘の同居人とのLINE内容に気を使う母

 

そんなこんなで母は帰っていき、一人になってからヨロヨロとケータイを確認すると

母が家族LINEに術後ベッドに横たわる私の写真を晒していて肖像権ーッ!と思った

どういう気持ちでこの写真撮ったん?

父からは切除した虫垂の写真が送られてきていた

どんな両親やねん

まあ記念になるので別によいです

 

その日は気づいたら眠ってた

記憶曖昧だけど家族LINEに腹が痛いって書いてたので多分腹が痛かったんだと思う

 

この時点でかなり長くなったのでもう挫けそう

 

 

 

 

 

2023.07.29

今日お見舞いに来てくれた友人に「ブログ書いてや〜」って言われたので書きます

素直が長所なので

 

7月末から現在にかけてずっと災難続きだったので見てってください

 

災難その1は7月29日

 

その日は遅番で12時出勤だった

出勤前にセコマに寄り、買い物を終えて車に乗ろうとしたところ……

突然襲いくるハチ的なデカい虫!

パニクって逃げる私!

もつれるアラサーの足!

左膝負傷!

 

人間って地面に打ち付けられるとき本当に

「グウッ……!」って声出るんだね

少年漫画ばりの「グウッ……!」が出ました

持ってたコンビニの袋は面白いくらいボロボロになった

 

これ絶対やったわ…と思いながら慌てて立ち上がり

ズボン(いちまんごせんくらいしたやつ。なおこの日初着用)を見るとなんと破けてない

でも痛いしおかしいなと思いながら裾をめくったら膝の皮膚が直径3センチくらい剥がれてて声にならない悲鳴をあげました

 

完全パニック状態で運転席に乗り込み、ティッシュで押さえながら同居人に電話(先に出勤してたので遅刻の連絡)

しかし繋がらない

小樽の土日救急病院を探す

しかし見つからない

とりあえず市立病院に電話すると

行ったことのある近所の整形外科を案内される

そこに電話してみると、午前の診療はもう終わって午後は14時からですと言われる

14時までこれをほっとけと!?と思い半泣きで母親に電話

母に電話したって仕方ないのにね

みなさんこれがマザコンです

 

地面に擦ったわけじゃないなら消毒は必要ないから、水で軽く流してキズパワーパッド貼りな!とアドバイスをもらう

ヴン……(半泣き)と返事し電話を切ったものの

家にキズパワーパッドなんてありません

とりあえず一旦帰宅してガーゼを仮当てし、薬局までキズパワーパッドを買いに行き貼って出勤これだ!

と思いようやくセコマの駐車場を出る

家に着き、シャワーで傷をかるーく流す

まあ痛いだろうなって思うでしょ?

私も思ってた

でもその50000倍くらい痛かった

「いたっ!」とかじゃなくて「やばいやばいやばい」って声が出た

洗うのは諦めて、ガーゼを貼るべくよくよく傷を観察すると、剥がれた皮膚は完全に取れてなくて、一部くっついててしかもなぜか表裏ねじれてたんよね…

それを頑張って正常な向きに戻そうとしたんだけど

グロすぎて気失いそうになった

おいしゃさんはすごいなあ

 

なんとかやり遂げてガーゼを貼り家脱出

そこからはまあ普通にキズパワーパッド買って出勤しました

結局1時間遅刻

笑って許されたので良い職場だなと思いました

 

この通り私は本当に怪我とか病気とかが苦手なんですが

この数日後に人生初の手術を受けます